[パラグアイ] “一番先に学ばなければならないのは心の交流です!”
1月2日、パラグアイ・ワールドキャンプ2日目。
真冬の韓国とは違って、気温が40度に達する猛暑の中、体育部の室内体育館(polideportivo de SND Avda Eusebio ayala 4.5km)では‘パラグアイ・ワールドキャンプ’が開催された。今回のキャンプはパラグアイだけでなく、アルゼンチン、ブラジル、チリ、ウルグアイからも多くの学生たちが参加した。
この日は1300人の参加者だけでなく、上院議員、文化省次官、文化省の局長のほかにも多くのVIPの方々が出席した中で、第6回パラグアイ・ワールド文化キャンプが行われた。
夕方、開幕式が行われる日の午前中は、ワールド文化キャンプのアカデミーが始まった。毎日、朝8時40分から1時間ほど続くアカデミーは、大きく文化、言語、芸術の3分野に分けて、計25ヵ所のクラスで構成された。すべての参加者は自分の好きな授業を選んで気軽に学ぶことができ、充実した時間を持った。
▲パラグアイの伝統文化飲料「テレレ」
特に、パラグアイの文化の象徴であるマテ茶‘テレレ’は、本国の学生だけでなく、ブラジル、チリなど、外国人学生の間でも人気が高かった。同日の授業は、先生が現場で作ったお茶を味わい、また自分で作ってみるという手順が設けられた。‘テレレ’アカデミーを務めたグッドニュスコ15期、パラグアイの団員ダビット(男、24、豪州)は、「学生たちにパラグアイの代表的な文化を紹介できたことも嬉しいが、学生たちの熱烈な反応でとても楽しい時間になった」と話した。
IYF・アルゼンチン・ブエノスアイレスの支部で運営するアカデミーを通じてワールド文化キャンプを知ったルーカス(男、23、アルゼンチン)は、日本語アカデミーに参加した。以前から日本語を習いたかったが、機会がなかったと言ったルーカスは、「今回のキャンプで日本語を習えて嬉しいです。先生の教え方も気に入って、友達と日本語で話す時間はとても楽しかったです。」と満足げに話した。
ワールド文化キャンプの最初の名士招待の時間には‘七つの箱(7 cajas)'の主演俳優セルソ・プランコ(Celso Franco)を招待した。‘七つの箱’は映画産業が進んでいないパラグアイで、自主的に映画を作ったことから高く評価されている。プランコは、トバティという田舎で生まれ、俳優という夢を叶えるまでの経験を話し、その経験を通じて希望を分かち合えた彼のメッセージは、参加者たちに新鮮さを加えた。
夜の行事はライチャース・スターズのダンスで始まり、続いてブラジルのダンス・トドムンドとアルゼンチンのダンス・タンゴ、そして韓国のテコンドー舞と扇子の踊りが繰り広げられた。パラグアイ周辺の多くの国の学生たちが集まっただけに、多様な文化公演はワールド文化キャンプというタイトルに合う、各国の文化交流の場であることを見せてくれた。各国の公演が行われるたびに、学生たちは大きな歓声を上げた。
▲ エルミーニョ・ロボス / 教育文化省次官
「6回IYF世界大会が始まってとても幸せで感激しました。パラグアイに朴玉洙顧問がいらっしゃったのが大きな祝福です。パラグアイの人口の70%は青少年だからです。私たちの大きな望みは青少年です。合唱団の音楽を聴いて感動のあまり泣いたりもしました。歌がとても美しいです。-エンリケ・カストロ ・ロドリゲス / パラグアイ下院兼文化省局長
▲エンリケ·カストロ・ロドリゲス / パラグアイ下院兼文化省局長
エンリケ・ロドリゲス(Enrique Castro Rodríguez)文化省局長は同日、祝辞を伝えながら、朴玉洙顧問を舞台に招待し、これまでの青少年教育に対する功労を認め、感謝状とメダルを贈呈した。
リリアン(Lilian Samaniego)上院議員、「世界各国から来られた青年の皆さん、パラグアイへようこそ。この席に集まった皆さんは必ず立派な人材になると信じます。」
続くグラシアス合唱団の舞台。合唱団の公演が始まり、キャンプに参加したすべての観客は笑顔と喜び、そして大きな感動に包まれた時間だった。特に、‘Mi Paraguay’というパラグアイの歌が始まると、皆は歓声を上げ、歌が終わった後はべての観客が立ち上がって歓声と拍手を送った。
キャンプの主講師である朴玉洙顧問のマインド講演が始まった。朴玉洙顧問は、キャンプを通じて心の世界を学び、参加者がより幸せに暮らしてほしいと話した。朴顧問は、最近、多くの人々が刑務所に行きたくて行ったのではなく、心がどのように流れるのかを知らないからだとし、心の世界を正確に知るべきだと述べた。朴顧問は、まだ心の世界という言葉に慣れていない人のために、様々な例を挙げながら、心の世界がどのようなものかを説明した。「すべての人の心には良い心と悪い心があるが、一番先に学ばなければならないのは心の交流」だと語った。「ある思いが起こるとき、心の交流がない人は引きずられるが、心が他の人と交流している人は引きずられない」とし、キャンプを通じて心の世界を学び、参加者が幸せな人生を送ることを願うというメッセージを伝えた。
「私はボランティアとしてワールド文化キャンプに参加しました。今日の開幕式の舞台を見ながら、それぞれのグループが準備した公演がとても高いレベルだったので驚きました。そして朴玉洙顧問のマインド講演を聞きながら、私と私の家族がIYFの中にいるということが大きな祝福だと思いました。」-アリエル / アルゼンチン
「このキャンプを通じて、朴玉洙顧問の心の世界についてたくさん聞いて知りたいです。グラシアス合唱団の公演を見ることができてとても嬉しいです。この行事で他の国から来た学生たちと心を分かち合え、私がここにいることがとても幸せです。様々な文化公演がありますが、多くのことを感じて学べると思います。」- ジョアナ・サイラ・ビジャルエル / アルゼンチン
パラグアイの蒸し暑い天気と同じくらい、パラグアイ・ワールド文化キャンプの開幕式は情熱的だった。知識も多く、簡単に接することができる今の時代に最も必要なのは‘心の交流’である。パラグアイ・ワールド文化キャンプを通じて、参加者たちの気持ちが互いに流れて分かち合える心を学び、その心で国を、また全世界を変えることを願う。
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