[韓国]IYF世界青少年部長官フォーラム 「青少年の思考の世界」というテーマで開かれ ２１ヵ国で２０人余りの教育部および青少年部長・次官が出席

▲写真=２０１７世界青少年部長官フォーラム

国際青少年連合(International Youth Fellowship)が主催し、プサン市と韓国観光公社が後援する、第7回世界青少年部長官フォーラムが６日、釜山(プサン)ヌリマルAPECハウスで開かれた。

そのフォーラムには、パラグアイ、スリランカ、エチオピア、フィジーなど、２１カ国から来た２０人余りの教育部および青少年部長官・次官をはじめ、イ・スソン前総理など、国内外の方々が出席した。

彼らは「青少年の思考の世界」をテーマに、現在の青少年たちの思考力増進のための様々な方策を模索した。

第７回世界青少年部長官フォーラムは △基調演説（イ・スソン前総理）△主題発表 △祝賀公演 △特別メッセージ △共同宣言文署名式 △記念撮影などの順で行われた。

IYF設立者である朴玉洙牧師は、歓迎の挨拶で「心の中に様々な悩みを持つ青少年たちが心の病から抜け出し、健康な心で世界を導いていけば、皆さんの国が世界のどの国よりも精神的に健康で美しい国になる」とし、「長官たちが自国に帰ったら、青少年たちの明るく幸せな生活のために力強く働いていただきたい」と述べた。

イ・スソン前総理は「明日の主役になるべき青少年たちに現れる現象の一つは、自制力と共存精神の不足」とし、「これは青少年たちに即興的な考えと行動を起こさせ、世界的に深刻な社会的問題になっている。青少年たちがこのような誤った道から抜け出し、正しいマインドを持って生きるよう、膝を突き合わせて悩むために韓国を訪問してくださった多くの国の長官たちに感謝する」と伝えた。

ヒティマナ・ジン・ボスコ(Hitimana Jean Bosco)ブルンジ青少年長官は「今日、世界は絶えず発展しているが、人種差別、性的虐待、麻薬中毒、強制結婚、非識字などの深刻な問題を繰り返している」とし、「各国の政策と制度は今日、私たちの主軸であり未来である青少年たちを中心に計画されなければならない」と述べた。

ベルサミ・ラダクリシュナン(Velusamy Radhakrishnan)スリランカ教育長官は、「全世界の多くの青少年たちが差別と虐待、貧困などで希望を失って生きている」とし、「一人の人生において、経験と価値は最も大きな影響を及ぼすため、国家は成長する青少年たちに肯定的な経験と価値を形成する社会的な環境を作る必要がある」と述べた。

‘２０１７IYFワールド文化キャンプ'の一環として開催された‘第７回世界青少年部長官フォーラム'は、７日の午前、国会訪問を最後に公式的な日程を終えた。

一方、IYFが主催する世界青少年部長官フォーラムは、２０１１年第１回フォーラムを皮切りに、毎年約２０カ国で２０人余りの長・次官たちが出席して、今の時代、青少年問題の原因を診断し、その解決策を模索する。

また、IYFワールド文化キャンプの一環として開催されるこのイベントは、現在、国際的な相互協力の場として世界の教育界から注目を集めている。