[ドミニカ共和国] “IYFが思う存分活動できるように、土地を寄付します。”

北サント・ドミンゴ市からIYにF敷地寄付を約束

１０月１７～１９日まで、３日間に渡ってキム・ジンソンIYF中米総括本部長は、ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴ市とトミニカ第２の都市サンティアゴを訪問した。サント・ドミンゴ市は人口約４００万人ほどで、５つの管轄市庁に分かれている。そのうち北サント・ドミンゴ市は、今年６月末に開催されたIYF英語キャンプがきっかけで、８月にIYFとMOUを交わした。

１７日午前、北サント・ドミンゴ市議会でキム・ジンソンIYF中米総括本部長を名誉市民に任命する委嘱式が行われた。今回の委嘱式は一個人を名誉市民に授与するという意味を越え、今後、IYFが北サント・ドミンゴ地域と協力して青少年たちのための活発な活動を支援するという趣旨で行われた。

 


▲ 名誉市民委嘱式

以下は、北サント・ドミンゴ市の公式フェイスブックに掲載されたニュース記事の内容である。

（北サント・ドミンゴ市議会議長のLuis Castroは、IYF(国際青少年連合)中米総括本部長のキム・ジンソン牧師を名誉市民に任命した。この名誉市民はIYFが 北サント・ドミンゴ市で青少年たちのために働いた功労で授与された。この団体は、北サント・ドミンゴ市に本部を設ける計画があり、そのために市から土地を寄付することにした。)


名誉市民委嘱式の後、キム・ジンソン牧師一行は、市議長や該当部署関係者、市庁の社会開発部局長などと共に、市庁からIYFに寄付する敷地を直接訪問した。

 


▲ IYFに寄付する土地について話し合う北サント・ドミンゴ市長 René Polanco Vidal


▲ 敷地を直接訪れたキム・ジンソンIYF中米総括本部長一行と市議会議長 Luis Castro

「IYFが私たちの市で活発に働けるよう、北サント・ドミンゴ地域で新たに建設中であるマンション敷地から半径１kmほどにある主要道路付近の土地３，０００坪をIYFに寄付します。」-Luis Castro市議会議長

教育部次官や教育委員長８０人余りを対象に開かれたマインド講演

ドミニカ共和国の教育部で、教育部次官のramónValerio及び様々な地域の教育委員長や担当者約８０人余りを対象にマインド講演が行われた。この講演でキム・ジンソンIYF中米総括本部長は「韓国は１９５０年に起きた悲惨な戦争以降、誰も予想できなかった経済発展を成し遂げたが、最近、若者たちには多くの社会問題が起こっています。それで韓国では、国会が先頭に立って情操教育法を制定し、学生たちに情操教育を実施しています。IYFは、このような法律が制定される前から、韓国だけでなく、全世界の学生たちの情操教育をしてきました。それでこれからは、このマインド教育を教師たちに先に伝えたいと思います。」と伝え、マインド講演を行った。

 


▲ 教育部次官と教育委員長たちにマインド講演をする様子


▲ 最後まで講義を傾聴した教育部関係者たち

講演後、数人の教育関係者が講師と挨拶をして連絡先を交わし、彼らが管轄する地域でどのようにマインド教育を開始すればいいのか、実質的な仕事の進み方をめぐって様々な質疑応答が行われた。

「私たちが探し求めていた教育はまさにこのような教育です。今日、教育部次官をはじめ、出席した多くの教育委員長たちが、これからはこの教育が必要だということに共感しました。学生たちにこの教育を実施する前に、先に教師たちを中心に各地域から講演をしたほうがいいと思います。私は先日、教育部長官とIYFとの会合に参加した後、教育部長官からマインド教育を委任されて初めてこの行事を開きましたが、今後もこのような教育が継続されることを願っています。」 - Reynaldo Espinal, 教育部対外協力大使

 


▲ Reynaldo Espinal 教育部対外協力大使のマインド教育に対する感想を述べる姿


▲ キム・ジンソンIYF中米総括本部長と教育部次官 Ramón Valeri

Jamao al norte市、Gaspar Hernández市とIYFとのMOU締結

１８日の午前には、Jamao al norte市とGaspar hernández市がIYFとMOU締結式が行われた。今回のMOUは、今年６月に行われた英語キャンプがきっかけで知り合ったOlfalida Almonte下院議員が、自分の故郷であるJamao al norte市の市長とIYFを紹介させたことで実現した。

「IYFとはこの間の英語キャンプを通して知りました。IYFがわが市の青少年たちに英語と音楽などを教えるだけじゃなく、マインド講演を通して青少年たちに健全な心を植えつけてくれました。その後も、わが市で青少年たちのためのIYF行事がありました。これからIYFがわが市で、そのような活動が思う存分できるよう、今回のMOUを通して最善を尽くして助けたいです。」 - Jamao al norte市 Sergio Peña Bonilla市長

 


▲ MOU締結後、キム・ジンソンIYF中米総括本部長とJamao al norte市のSergio Peña Bonilla市長


▲ MOU締結後キム・ジンソンIYF中米総括本部長とGaspar Hernnndez市のNerys Burgos市長


▲ MOU締結式の後、キム・ジンソンIYF中米総括本部長一行が市長たちと一緒に


▲UAPA大学教授および修士課程の学生１３０人余りを対象に開かれたマインド教育

同日の午後には、UAPA大学教授及び１３０人余りの修士課程の学生を対象にマインド講演が行われた。講演を聞いた修士課程の学生たちは皆、UAPA大学の教員養成プログラムの教育を受けている学生たちである。

 


▲１３０人余りの修士課程の学生たちにマインド講演中のキム・ジンソンIYF中米総括本部長

「私たちは教師として多くの学生たちを導いていますが、この講演が学生たちを導く上で重要な役割を担うと思います。人の心を、自分を信じる心や怠慢、失敗、後悔と苦痛、反省や幸せなど、６段階に細かく分けながら心の世界を学ぶ部分は興味深かったです。」-Magdalena Cruz博士、UAPA大学教師養成プログラムディレクター

サンティアゴ州のAna María Domínguez州知事との出会い

１９日午前、キム・ジンソンIYF中米総括本部長一行は、サンティアゴ州知事Ana Maria Dominguezと会談を行った。サンティアゴ州は、ドミニカ共和国の第２の州で、現在、グッドニュース宣教会のセソリ音楽学校がある。キム・ジンソン牧師一行は、Ana州知事にIYFとセソリ音楽学校について話しながら、サンティアゴ州の学生たちのためにはIYFのマインド講演と音楽教育が必要だと述べた。

説明を聞いた州知事は、特に音楽学校に対して関心を示し、音楽が学生たちの心を変化させる良い道具だという意見に全面的に同意した。そして学校の位置や授業科目、授業時間と生徒数などを詳しく聞いて、セソリ音楽学校を助けたいと話した。また、１２月にサンティアゴ州庁舎のメインホールでセソリ音楽学校とコンサートを開催したいと話した。

 


▲ Ana Maria Dominguez州知事との出会い


▲ 州知事にIYFの活動を説明するキム・ジンソンIYF中米総括本部長


▲ 面談後、州知事に朴玉洙IYF設立者の著書 「私を引いて行くあなたは誰か」をプレゼントするキム・ジンソンIYF中米総括本部長

 


▲ Ana Maria Dominguez州知事との面談に同行したキム・ジンソンIYF中米総括本部長一行

ドミニカ共和国の首都だけでなく、多くの都市でもIYFが広く知られており、マインド教育も活発になっている。ドミニカ共和国がIYFで一つになることを期待する。