[韓国][長官フォーラム]IYFの中で世界が一つになった日

ワールドキャンプ参加した長官たちに感謝牌贈呈および顧問委嘱式、
MOU締結式、世界青少年部長官フォーラムも同時に開かれ



「先週はずっと皆さんと共に過ごしながらとても幸せでした。言語も肌の色も文化も違いますが、私たちは今回、一堂に集まりました。今日、皆さんに捧げるのは、たとえ小さな牌であり、紙であるかも知れませんが、そこに込められた心は大きいです。皆さんがどこに行ってもIYFと一緒に、皆さんの国と青少年のために働かれたら、いつも幸せになれると信じています。」(朴玉洙IYF設立者)

２０１８世界青少年部長官フォーラムを締めくくる７月１９日夜９時５０分、プサン・ヘウンデのセンタムホテル４階では、特別なイベントが開かれた。今回のフォーラムに出席した各国の長官や次官、政治家、教育者に感謝牌を贈呈し、顧問に委嘱したのだ。



２００１年、国際交流活動を通して国際的感覚を備えた指導者を育てて青少年問題を実質的に解決するために設立された国際青少年連合(IYF)。以来、この１７年間、IYFは５３カ国の政府にNGOに登録されて、海外奉仕、教育、文化交流などの多様な活動を展開し、世界最高のグローバル民間非営利団体に成長した。このようなIYFの設立目的に共感した世界各国のリーダーや政治家、企業家などがIYFの顧問としてともにし、自国の青少年問題と教育懸案の解決の先頭に立っているのが実情だ。この日の行事には、今回のIYFワールドキャンプに参加した６０人余りの長・次官および大学総長らに感謝状を授与して顧問に委嘱した。

「ソウルに着いてから今までワールドキャンプとともにしながら、IYFが本当に正確で立派に全てのイベントを準備したことを見ることができました。特に、マインド講演はこれから私がどんな人生を生きるべきか定立してくれました。私たちボリビアのサンタグルース州政府は、IYFに向けて扉を開いています。今後もマインド教育など様々なイベントと活動をIYFと一緒に行いたいです。」(アンデルソン・ローランド・ソリア/ボリビア・サンタグルース青少年部代表)




この日は顧問委嘱式以外にもMOU締結式と世界青少年部長官フォーラムが開かれるなど、名実共に‘IYFの中で世界が一つになった日’だった。特に、朝９時３０分からヌリマルAPECハウスで開かれた世界青少年部長官フォーラムには、２２カ国から２２人の長官・次官らが‘思考を学ぶと人が変わる'というテーマに、熱烈な発表と討論が続いた。国家の青少年政策を企画し、総括する省庁の首長である彼らは「青少年こそ祖国の未来であり、最大の資産だ」ということに深く共感した。また、これ以上の特定国家の努力だけでは解決できない、全世界的な問題となっている青少年問題を解決するため、お互いの発表に耳を傾け合う一方、その解決策としてマインド教育を導入する考えを示した。



キリバシには宿題や試験が負担だからと言って学校をやめる学生が多いです。未来を考えながら生きていないため、自分を節制できずに生きている青少年が多いです。２０１６年にキリバスにIYF支部が設立されて以来、私は、マインド教育が多くの若者を変えることを見て、そこで多くのインスピレーションを得ました。私もIYFの会員としてキリバシで進められているプログラムを支援しています。」(アタラケ・ナタアラ/キリバシ商工相)



マラウイ政府は若者がマラウイの社会的、経済的発展に重要な役割を果たすことを期待しています。IYFが青少年たちのリーダーシップを開発し、マインドを変えることに大きく貢献しています。青少年たちの暮らしを変えているIYFに感謝し、私たちはこれから精神的価値を重要視する教育を継続して実施していきます。」(ティン・プルジャ・ウムワンサボ/マラウィ青少年体育部副次官)



毎年、フォーラムを重ねるにつれ、新しい人材が後援者に加わり、各国のIYF支部では新しい事が進んでいる。国家元首との面談、土地寄贈を通じた青少年センターの建築、音楽学校や建築学校、フリースクールの設立、国家レベルでのマインド教育の実施など…。IYFが働ける分野は限りがない。世界青少年部長官フォーラムと顧問委嘱式の行事は、これからまた、どんな新しいことが展開されるのか、期待感を呼び起こす行事だ。