[ソウル]もう一度、感動のるつぼの中へ!

２０１８グッドニュスコ・フェスティバル!
私たちが感じた幸せを、もう一度伝える機会、グッドニュースコ・フェスティバル・アンコール公演

1年間の海外ボランティア活動に行ってきた大学生たちが、１ヵ月間、国内外のツアーをしながら、約４万人余りの人々に感動を与えたグッドニュースコ・フェスティバル。２週間の間、休まず走ってきたグッドニュースコ・フェスティバルが、２月２８日、広島公演を最後に盛況のうちに幕を下ろしたが、その感動をもう一度伝えるため、再び一堂に会した。

ゴチョク・スカイドームの写真

グッドニュースコ・フェスティバルを見るために集まった人たち

今回のアンコール公演は、４月１日にコチョク・スカイドームで行われた。 ゴチョク・スカイドームは、プロ野球団であるネクセン・ヒーローズの本拠地で、ワーナーワンや防弾少年団などの人気アイドルのコンサートをはじめ、有名アーティストの公演が年中行われる所だ。今日のアンコール公演には全国から来た１万７千人余りの市民たちが席を埋め尽くし、グッドニュースバンドの歌を皮切りに、公演の幕が上がったー。

タンザニアのドクター・パナパス・ウムトカ・ウムバリビショップとグッドニュースコのタンザニア・ボランティアたち

祝辞を伝えたタンザニアのドクター・パナパス・ウムトカ・ウムバリビショップは、「グッドニュースコ海外奉仕団は世界中で多くのことをしており、団員たちは世界中の人々に仕えています。私は皆さんが仕えてくれたその人たちの中の一人です。本当にありがとうございます。これからも私たちがひとつになって使命を果たせれば幸いです」と語った。

この1ヵ月間、苦楽を共にしながらグッドニュースコ・フェスティバルをやり遂げた団員たちは、1ヵ月ぶりのアンコール公演を嬉しそうに、わくわくしながら集まった。

「一度もミュージカルをしたことのない私たちが、心を合わせて舞台を作って公演をしたとき、観客の方々が幸せになる姿を見て本当に嬉しかったです。ひとりではできないことでしたが、チームと心を合わせながらひとつずつ解決し、どのようにして限界を克服できるかを学ぶことができました。今回のアンコール公演でまた何を学べるのかが楽しみです。」（キム・ドンミン、ドイツ１６期、ミュージカル）

ミュージカル・アフリカ・中国・フィリピンの文化公演

明るい笑顔で人々の心をつかむライチャーズ・スターズのダンスをはじめ、各国ごとに特色豊かなエネルギーを伝える南太平洋とフィリピン、そしてアフリカなどの多様なダンス、また、人々の心に希望を与えたミュージカル公演、父と娘との愛に対するトゥルー・ストーリーは、多くの人々に感動を与えた。団員たちは今回の公演が最後のグッドニュース・フェスティバルであるだけに、心を込めて公演に臨み、観客たちは彼らの心に大きな拍手と歓呼で応えた。

キム・ジェホンIYFインチョン支部長は、「若者が好む職業は、大企業や公務員のように楽してお金がもらえる職場なので、負担を感じた時は孤立してしまい、何かを挑戦しようとしてもうまく進められません。しかし、IYFの学生たちが挑戦と限界を超えるこの精神さえ学べば、いくらでも道を開拓しながら新しい人生を生きることができます。問題で四方がふさがれても、苦難が自分を孤立させようとしても、その問題を乗り越える心さえ持てば必ず乗り越えることができ、その後は驚くべき人生が繰り広げられます。IYFグッドニュースコの学生たちが、その限界を乗り越えていけば、これからの人生に大きなことが経験できます。学生たちが信念を持って、大胆に生きてほしいです。」と学生たちに励ましのメッセージを伝えた。

最後のグッドニュースコ・フェスティバルで合唱をする団員たち

最後の合唱が終わり、団員たちは家に帰る前に、アンコール公演ができたことに感謝の気持ちを表し、再び会うことを約束した。「私たちが1ヵ月ぶりに集まったんですが、忘れていた部分も多く、リハーサルのときはミスだらけでした。今日の公演は今までの中で一番規模が大きくて、一番多くの人々が来ましたが、とても幸せに終わりました。グッドニュースコ・フェスティバルは今日で終わりですが、これからも、みんなと度々集まって心を分かち合い、共に活動したいです。」(パク・ソンヒャン/ナイジェリア１６期/司会チーム)

グッドニュースコ・フェスティバルを見た貴賓や市民たちも、学生たちが伝える幸せを感じながら、団員たちに惜しみない激励と絶賛を送った。

「本当に何もかもよかったです。ダンスだけでなく、ミュージカルや演劇など様々な公演がありましたが、学生たちが準備したとは信じられないほど公演が出来上がっていたので驚きました。特に、アフリカダンスとフィリピンダンスが心に残りました。学生の方々に、本当にすごいという言葉をぜひ伝えたいです。」(アルジェリア大使婦人 Mrs. Chafika Derragui)

「グッドニュースコの学生たちが考えから抜け出し、心の変化を遂げた姿がとても良かったです。彼らは公演を重ねるたび成熟し、海外奉仕を通して変わった心がますます大きくなっているようで感動的でした。そしてIYF設立者の心を受けて、学生たちが心に大きな夢を抱き、世の中を明るく変えていく事を期待します。今日の公演を見て涙が出ました。とても感謝します。」(パク・ヒョンシク/56歳/京畿道高陽市)

「ミュージカルで‘明るいオオカミと暗いオオカミがいるが、餌をたくさん食べたオオカミが勝つ’と言いました。それと同様に、勉強や何かをする時、自分の考えによって結果が変わってくるので、いつも良い方向に考えて、良い結果を出していかなければと思いました。この公演のために、学生たちの苦労と努力を感じました。大学生たちが海外ボランティア活動を通してたくさんのことを学ぶ姿を見て、私も挑戦したいと思いました。」(イ・ソンフェ/19歳/京畿道議政府市)

アンコール公演を最後に、２０１８グッドニュースコ・フェスティバルが幕を下ろした。２週間の間、公演と企画と舞台を制作し、振り付けを創作するなど、大学生としては初めて試みる挑戦だった。苦難を分ち合い、限界を乗り越え、大切な経験を分け合った４３９人のグッドニュースコ団員たち。残りの大学生活は今回学んだ経験を生かし、活気よく過ごすことを願う。