[韓国][リーダーズ・カンファランス] 大学生たちの特別な経験、リーダーズ・カンファランス修了記

７月７日から１８日まで行われたリーダーズ・カンファランスは、１週目の長官ミーティングと学長ミーティングに続き、２週目は矯正庁長ミーティング、そして２回目の学長ミーティングを最後に終わった。

 


世界各国の大臣たちと大学生たち

今回のリーダーズ・カンファランスには、海外ボランティアチーム９５名と一般学生チーム２２名で、計１１７人の学生たちが参加した。韓国、香港、インド、南アフリカ、パラグアイなどの様々な国から来た学生たちが一緒に膝を交えてプロジェクトを完成していった。

 


多様な国の学生たちが参加したアジアチーム

リーダーズ・カンファランスに参加した学生たちは、様々な国から来た学生たちがチームとなり、プロジェクトの企画と発表するまで負担と困難も多かったそうだが、マインド講演を聞きながら、チームメンバーたちと話し合う中でうまく解決できたと言った。

リーダーズ・カンファランスでは、困難を乗り越えてプロジェクトを完成させ、長官や学長たちの前で発表をした。学生たちが発表に至るまでどのような心で準備をしたのか、活動しながら何を感じたのかについて聞いてみた。

 


ボリビア長官のフィードバックを受けている中南米チームのキム・テヒ学生

「今回、リーダーズ・カンファランスに初めて参加しましたが、チームメンバーたちと一緒に準備しながら、このプログラムこそ世界最高の大学生の対外活動だということを感じました。プロジェクトを一から出直したり、変えるときもあったが、メンバーたちは交流することに重点を置いて、心を一つにして新しく始めることができました。」（キム・テヒ/アレスカ州立大学４年生）

 


長官ミーティング後、西アフリカチームの団体写真(右から３番目がチェ・ヨハン学生)

「プロジェクトを企画しながら、歳は私より若いが、優れた学生たちが多かったです。委員長はマインド講演を通して、自分の心をどのようにしてコントロールするかについて教えてくれましたが、IYF学生たちは常にこのような講義を聞いているので、大きく発展を遂げて他人とは違う考えをするのだと思いました。ここの学生たちに多く学びました。」-チェヨハた/江陵原州大学4年生

また、学生たちはプロジェクトを準備する過程で、チームと交流し、負担を乗り越えながらマインドが成長したと語った。

 


プロジェクト」を発表しているキム・チャンウン学生

「リーダーズ・カンファランスに参加する前、‘リーダー’という言葉にふさわしく、私がプロジェクトを企画できるだろうか? という心配がありました。しかし、メンバーたちとプロジェクトを準備しながら、これまでプレッシャーを感じて試みたことがないだけであって、私にも十分できるということに気付きました。今度のカンファランスに参加して、リーダーは特別な人ではなく、試みれば、誰でもできるということを学んだ意味深い時間でした。」（キム・チャンウン/スンチョン大学3年生）

 


チームメンバーたちとミーティング中のキム・ダイン学生(左)

「ワークショップの初日、キム・ソンファン委員長のマインド講演で、挑戦に対する ‘スキル’について聞きました。私は学校でもよくあるチームプレーや発表さえも避ける人でしたが、委員長の講演を聞きながら考え直しました。私のチームのプロジェクトは、初めからやり直したりして大変だったが、‘スキル’を思い出しながらチーム一丸となって ‘一緒にやればできる!'という気持ちで楽しく企画しました。何より、コミュニケーションによる幸せと、協働による楽しさを感じた時間でした。友達にも推薦したいです。」（キム・ダイン/チョソン大学3年生）

リーダーズ・カンファランス期間中、ミャンマーから来たアジアチームのロジャーは、プロジェクト準備に疲れた学生たちに活気を吹き込む公演を行った。

 


学生たちと一緒にアカペラをしているロジャー (左から２番目)

「ワークショップの期間中、学生たちのために歌いましたが、準備する間に声が出なくて心配になり、自信を失くしていました。しかし、学生たちが長時間プロジェクトの準備で疲れているので、私の歌を聞いて少しでも幸せになることを想像しながら舞台に立ちました。ところが、心配とは裏腹に声もよく出て、一緒に歌いながら喜んでいる学生たちを見て本当に幸せで感動しました。」（ロジャー/ミャンマー）

今回のリーダーズ・カンファランスでは、IYFを知っている海外ボランティアチームだけでなく、IYFを初めて知った一般学生チームも参加した。彼らは、各国の問題を解決するため、論理的にアプローチし、実際に影響力を持つ長官たちに会えるリーダーズ・カンファランスのような特別な活動は初めてだと感想を述べた。

 


長官ミーティングのとき、フィードバックを受けているファン・ミンソ学生

「‘キャンパス・コミュニティ’というアプリで、夢と関連する行事を探していた中、この活動を見つけて志願しました。地域のボランティアは多いですが、各国の問題のために論理的にアプローチする方法を教える活動は初めてでした。また、メンバーたちとのプロジェクト企画には困難もありましたが、各自の望むことを犠牲にすることで初めて協働ということが体験できると考えました。また、学長たちにわがチームの心がよく伝わることを願っています。そして私と同世代の人たちが日頃から発展途上国についても関心を持って、その国の問題を解決するために努力する若者になることを願います。」（ファン・ミンソ/キョンイン教育大学1年生

 


大賞をもらったスリランカ２チームのイム・チャンウ学生

リーダーズ・カンファランスを通して、多くのことを学び、自分の夢に一歩近づいた学生もいた。

「他人と分かり合ったり、他の国の問題にも関心を持っているので、国際機構などで携わりたいという夢があります。リーダーズ・カンファランスを参加し、影響力を持った方の前で発表することと、フィードバックを受けることが実際に行われるので、企画段階からもっと徹底的に準備をしました。大学生たちが他国の問題に悩み、実行可能な解決策を長官に直接提示できるということは、とても特別な経験です。初めは、各国の長官に会って発表することが負担でしたが、発表をして話もしながら、他の国の問題を解決する時はどの部分を考えるべきかについて多く学ぶことができました。」（イム・チャンウ/ヨンセ大学1年生）

 


参加団を代表して修了証を受け取った５人の学生たち(左からオパケン、チョン・ダウン、マーポン、チンジンカン、プレイア)

第７回のリーダーズ・カンファランスのすべての活動を終え、７月１８日、ムジュ・テコンド院で修了式を行った。

 


学生たちにメッセージを伝えるキム・ソンファン委員長

キム・ソンファン委員長は「私たち人生には基本的なものが３つあります。一つ目は、私たちを指導してくれるメンターが基本要素です。２番目は自制力と思考力と交流、この３つのマインドです。３番目は言語です。英語は基本であり、第２外国語を一個ずつ習っておくといいです。リーダーズ・カンファランスでプロジェクトを企画しながら、悩んだりやり直したりする一連の過程はとても良いものです。失敗と繰り返しが私たちの心の筋肉を形成する最高の資源だからです。今後も議題を設定し、解決策について悩んでみてください。物事を達成したという達成感に陥らず、絶え間なく人生をアップグレードし、皆さんの生活を主導できることを願っています。」とメッセージを伝え、修了式を終えた。

１２日間の日程が終わり、学生たちは彼らだけの話と特別な経験を抱いて帰る。来年のリーダーズ・カンファランスでは、どれほど多様な学生たちがどのようなアイデアを持って活動できるのか、期待される。