[日本]2017マインドカンファレンス

執筆者 | 6月 12, 2019 | News

2017年 9月11日〜14日、IYFが主催 2017マインドカンファレンスは東京国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催された。
マインドカンファレンスは東京都と渋谷区教育委員会、そして18カ国の大使館の後援を受けて準備された。
今回のイベントの開幕式には大学生 約100人、一般人 約300人、24カ国34人の大使およびVIP関係者らが参加し、行われた。

企画者及びマインドカンファレンスの関係者は、「親子間、夫婦間、友達関係の対話がどんどん失われ、自殺率、離婚率が急増する今の時代の問題を直視し、社会的によく知られた専門の方々を講師として招きしました。たくさんの方々がマインドの世界を知ることができると思います 」とコメント。
初日、午後5時、国際会議室には24カ国34人の大使及び関係者、VIPの方々が集まり、レセプションが行われた。参加した大使の国の多くは、IYFとすでに連携されており、これからも推進される予定だ。特に、ガーナ、ケニア、トーゴ、エチオピア、ベナン、フィジー、マラウイ、ウガンダ、 ザンビアなどの国家の大統領はすでに、IYFの設立者パク・オクス博士と対談されており、そのことを通し、心を開き、レセプションの席を共にした。

パク・オクス博士とコスタリカ大使
初日、午後6時40分、IYFマインドカンファレンス開幕式が始まった。
日本’Sho’チームの太鼓の公演から始まり、ボランティア学生による文化ダンスが行われた。日本のダンス、十人十色、アフリカのダンス「タマシャ」で公演の幕が開かれた。
さらに、日本のIYF国際青少年連合 理事長 松本健一が開会宣言をし、アフリカのジブチ大使と名古屋の工藤彰三衆議院議員から祝辞をいただいた。
公演ではピアニスト池辺幸恵さんがさくら変奏曲など美しい音色を披露してくれた。
音楽学校の学生たちが披露したオーケストラ演奏、バリトンソロの合唱の公演は、参加者には新鮮に感じられたようだ。
特にロシアの指揮者セルゲイの指揮で歌われた’世界に一つだけの花’は日本人が一番好きな曲の中の一つであり、若い高校生たちの清らかで透明な声が一つになっており観客に感動というプレゼントとなった。
日本の文化ダンス 十人十色
講義の時間、パク・オクス博士は砂漠で道を失った父親と息子の話をしながら、
「お互いの心にもそれぞれ道を作ることが必要です。お互いの気持ちが繋がっていないといけない。溜め込まず、心にある話をすれば、問題が解決されます」と、対話の重要性を話された。

今日の講演を聞きながら幸せな人からその心をまま流してもらえば、幸せになる。コンセントを差し込むと電気が必ず流れるのと原理が同じということが印象深かったです。私はもう幸せな人です。(加納さん/29歳)

心が流れなければ、難しいという話に共感ができました。一方通行のような心だが、そのような心を自らは分からないが、それを悟った瞬間が本当に感動します。(小山さん/27歳)

次にマンダラートの考案者、今泉浩晃氏が講義された。目的を達成するための技術で野球の大谷翔平選手が学生時代から使用していたことで有名なマンダラ発想法、それが心にどう繋がってくるのかについて講義された。今泉氏はマンダラートを開発したデザイナーとして多くの人々に注目されている。青少年たちにはマンダラートの発想が必要だと思い、マインド講演をすることに決めたと話した。
「できたと考えるなら、そこで終わりです、夢と目標はいつも持っていなければなりません。」マンダラの図は心の世界を形に作ったもので、マンダラートと自分の心の世界を対照すると、心の世界が見えると言われた。